「無料体験には行きたい。でも、断り切れずに高いコースを契約してしまったらどうしよう」。そんな不安から、申し込みのページを閉じてしまったことはないでしょうか。
結論から言うと、エステの勧誘は断ってかまいません。理由を並べず、「今日は契約しません」と一言伝えれば十分です。
理由を言わないほうがいいのは、「お金がない」「考えます」といった言葉が、かえって分割払いや次の予約の案内につながりやすいからです。
勧誘が気になって体験をためらうのは、珍しいことではありません。
Yahoo!知恵袋などの相談サイトにも、「体験のあとに高額なコースを勧められて断れなかった」という相談が数多く寄せられています。
もし契約してしまっても、取り返しがつかないわけではありません。
消費者庁の特定商取引法ガイドには、期間が1か月を超え、金額が5万円を超えるエステの契約は、お店で契約した場合でも、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフ(無条件の解除)ができると書かれています。
- かえって逃げられなくなる断り方3つ
- 3つの場面別にそのまま使える断りのひとこと
- 体験の前にやっておく2つの準備
- 契約してしまったときの動き方
読みながら、自分が言えそうなひとことを1つ選んでおいてください。
この記事を書いてる人
一般社団法人 国際セルケア推進協会(ICCA) 代表理事
肌育サロン 天使のしずく 本店”文 梨華
1986年生まれ
福岡在住,4児の母
“再生美容を身近に”という想いで幹細胞エクソソームを使用した、顔のたるみ特化型「移動式サロン」を全国12店舗展開中。“自分”をあきらめず、もう一度人生を育てなおすという選択肢を持つため「整形でもエステでもない、新しい美容のかたち」を体現。妥協なく見た目だけでなく“心まで動かす美容”を提供している。「天使のしずく公式YouTube」を運営中。
\ 劇的ビフォーアフター公開中 /
エステの勧誘は断ってよい。理由を言わず「今日は契約しません」の一言で

エステの勧誘は、断ってかまいません。
体験やカウンセリングを受けたことと、契約するかどうかは別の話です。
伝え方は「今日は契約しません」の一言で十分です。理由を並べないほうがよい訳は、すぐ下の「かえって逃げられなくなる断り方3つ」で紹介します。
体験のあとにコースの案内があるのは、よくある流れ
初回の割引や無料体験は、サロンにとって「まず知ってもらい、通い続けてもらう」ための入り口です。
そのため、施術のあとに回数券やコースの案内が続くのは、多くのサロンで見られる流れです。
案内があること自体は、特別なことではありません。案内があると知っておけば、その場で慌てずに済みます。
法律で禁止されているのは3つの勧誘。あてはまれば取り消せる
勧誘そのものは違法ではありません。
一方で、期間が1か月を超え、金額が5万円を超えるエステの契約では、勧誘のときに次の3つをすることが法律で禁止されています。
出典は、消費者庁の特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供」のページの「3.禁止行為」です。
- 事実と違うことを告げる
- 故意に事実を告げない
- 相手を威迫して困惑させる
同じページの「8.契約の申込み又はその承諾の意思表示の取消し」には、事実と違うことを告げられ、それを事実だと思い込んで契約した場合などは、その申込みを取り消せると書かれています。
勧誘を受けることは想定の範囲内。でも、断るかどうかを決めるのは自分です。
この線引きを知っておくと、当日落ち着いて対応できます。
かえって逃げられなくなる断り方3つ

断る気持ちがあっても、言葉の選び方で話が長引くことがあります。やってしまいがちな断り方を3つ紹介します。
「お金がない」と言うと、分割払いの案内になりやすい
一見、角が立たない理由に思えますが、「お金がない」は、分割払いやローンの案内で答えられてしまう理由です。
「月々これくらいなら、いかがですか」と支払い方法の話に移り、気づけば契約の話が続いている、ということが起こり得ます。
「考えます」「忙しい」と言うと、次の予約や電話の約束になりやすい
穏やかな言葉ですが、サロンからは「まだ検討の余地がある」と受け取られやすい表現です。
「では、ご都合のよいときにお電話しますね」「来週、もう一度いらしてください」と次の約束に進みやすく、断ったつもりが保留になっただけ、ということがあります。
「今日決めると安い」に、その場で答えない
「本日中のご契約なら、この金額でご案内できます」と言われると、「今決めないと損をする」と感じやすくなります。それでも、その場で決める必要はありません。
対象になるエステの契約では、契約の前に、内容の概要を書いた書面を渡すことがサロンに義務づけられています(同ページ「1.書面の交付」)。
「書面をいただいて、家で考えます。今日は契約しません」と伝え、持ち帰って落ち着いて考えてかまいません。
3つに共通するのは、理由を伝えると、その理由に合わせた提案が返ってくることです。
だからこそ、理由は言わずに「今日は契約しません」の一言で終えるのが、いちばん確実です。
3つの場面別・そのまま使える断りのひとこと

いざその場になると、とっさに言葉が出てこないものです。よくある3つの場面ごとに、そのまま使えるひとことを紹介します。
体験のあとのカウンセリングで、回数券やコースを勧められたとき
施術のあと、肌の状態の説明に続けて回数券やコースの案内になるのが、いちばん多い流れです。
「この肌の状態なら、続けたほうがいいですよ」と言われると、気持ちが揺れやすいタイミングでもあります。
そんなときは、こう伝えます。

「とても良かったです。ただ、今日は契約はしません」
施術の感想は素直に伝え、契約については線を引く。良かったことと、契約するかどうかは別の話です。
友人の紹介やLINEで誘われたとき
知人からの誘いは、「断ったら気まずい」と感じやすいものです。行く気がないなら、行く前に断ってかまいません。



「誘ってくれてありがとう。今回はやめておくね」
体験に行き、その場で勧められたときは、こう伝えます。



「体験は嬉しかったけど、契約は今日はしないことにしてるの」
相手への気づかいで契約すると、あとで「断れなかった」という後悔が残りやすくなります。
契約するかどうかは、自分の気持ちで決めてかまいません。
街で声をかけられたとき
立ち止まって詳しい話を聞く必要はありません。短い一言で、その場を離れてかまいません。



「今は大丈夫です」
ここまでのひとことを、場面ごとに表にまとめます。スマホのメモにそのまま写して使えます。
| 場面 | 断りのひとこと |
|---|---|
| 体験のあとのカウンセリング | とても良かったです。ただ、今日は契約はしません |
| 友人やLINEの誘い(行く前) | 誘ってくれてありがとう。今回はやめておくね |
| 友人の紹介で行った先 | 体験は嬉しかったけど、契約は今日はしないことにしてるの |
| 街での声かけ | 今は大丈夫です |
どの場面でも、断りの言葉は一文で足ります。
一文で終えることが、話を長引かせないいちばんの工夫です。
体験の前にやっておく2つ


断りのひとことを知っていても、当日すぐに思い出せるとは限りません。体験に行く前に、次の2つを済ませておきます。
断りのひとことをスマホにメモする
上の表から、自分が言えそうな一文を選び、スマホのメモに書いておきます。緊張して言葉が出てこなくても、メモを見ればそのまま伝えられます。
頭で覚えておくより、文字にしておくほうが、いざというときに取り出しやすいものです。
予約のときに、2回目からの料金と、当日コースの案内があるかを聞く
予約の電話やメッセージで、次の2つを聞いておきます。
- 「2回目以降は、1回いくらかかりますか」
- 「体験の当日に、コースや回数券の案内はありますか」
聞かれて困る質問ではありません。答えを聞いておけば、当日の流れを落ち着いて想像できます。
勧誘があるかどうかを気にしてサロンを選ぶ方は、実際にいらっしゃいます。
検索でホームページを見つけて天使のしずくに来店された40代の方も、普通のエステだと、ギフト券などで勧誘されるのが苦手だったと話していました(「もうそれが気になって」まぶたの重さが気になっていた40代の本音)。
たとえば天使のしずくでは、続けて通う方には回数券をご案内していますが、その日に決める必要はなく、「今日決めないとこの値段にならない」という案内もしていません。
2回目からの料金がいくらなら一般的なのかは、フェイシャルエステ 相場|年代別の目安と自分で決める3ステップで年代別の目安を確かめられます。
所要時間やキャンセルの連絡など、ほかに予約のときに聞いておくとよいことは、エステで何する?流れは4ステップ・メイクはしたままでいいの「予約のときに聞いておく5つ」にまとめています。
契約してしまったら:8日以内はクーリング・オフ、過ぎても中途解約


断りのひとことを用意していても、長いカウンセリングの末に、その場の空気で契約してしまうことはあり得ます。
それでも、契約を解除できる道があります。
対象になるのは、期間が1か月を超え、金額が5万円を超えるエステの契約です。お店で直接契約した場合も対象になります(特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供」の「1.販売形態」「2.指定役務」)。
8日以内なら、書面かメールでクーリング・オフ
法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内なら、書面か電磁的記録(メールなど)で、理由を言わずに契約を解除できます。
すでに施術を受けていても、その分の料金を払う必要はありません(同ページ「6.契約の解除(クーリング・オフ制度)」)。
送るときは、あとでもめないように証拠を残します。
同じページでは、書面なら特定記録郵便・書留・内容証明郵便などで送ること、メールなら送ったメールを保存しておくことが勧められています。
契約と一緒に買った化粧品・健康食品・美顔器などの関連商品も、あわせて解除できます。ただし、使ってしまった化粧品などの消耗品は対象外です。
一緒に買ったものは、考え直すまで開けずにおくと安心です。
8日を過ぎたら中途解約。サロンが請求できる額には上限がある
8日を過ぎても、中途解約という形で、この先の分の契約を解除できます。このときサロンが請求できる額には、上限が決まっています(同ページ「7.中途解約」)。
| 解約する時期 | サロンが請求できる上限 |
|---|---|
| 施術を始める前 | 2万円 |
| 施術を始めたあと | 受けた分の料金+「2万円」と「契約残額の10%」の低いほう |
たとえば、施術を始めたあとで残りが10万円分なら、10%は1万円です。この場合の上限は、受けた分の料金に1万円を足した額になります。
事実と違う説明を受けていたら、8日を過ぎても解除・取消しができる
事実と違うことを告げられたり、威迫されたりしたためにクーリング・オフをしなかった場合は、8日を過ぎていてもクーリング・オフできます(同ページ「6」)。
また、事実と違う説明を信じて契約した場合などは、その申込みを取り消せます(同ページ「8」)。
迷ったら消費者ホットライン188
手続きの進め方がわからない、サロンの対応に納得がいかない。そんなときは一人で抱え込まず、消費者ホットラインの188に電話します。
近くの消費生活センターなどにつながり、相談は無料です(通話料はかかります)。
まとめ:断りのひとことをメモし、予約で料金と案内を聞いておこう
- エステの勧誘は断ってよい。理由を言わず「今日は契約しません」の一言で伝える
- 「お金がない」「考えます」と言ったり、「今日だけ」にその場で答えたりすると、かえって話が長引く
- 体験の前に、断りのひとことをメモし、予約のときに2回目からの料金と当日の案内を聞いておく
- 契約しても、書面を受け取って8日以内ならクーリング・オフ、過ぎても中途解約ができる。迷ったら188
断り方の不安が軽くなったら、次は「実際に通った人はどう感じたか」「料金はいくらが相場か」「初回は何をするのか」が気になってくるはずです。
- 年代や悩みの近い方が、どんなきっかけでサロンを選び、何を感じたのかは、お客様の声・施術実例で読めます
- カウンセリングで示された金額が高いかどうかは、フェイシャルエステ 相場|年代別の目安と自分で決める3ステップで、年代別の目安と比べられます
- 当日の流れやメイクのことは、エステで何する?流れは4ステップ・メイクはしたままでいいにまとめています
まずは今、スマホのメモに、断りのひとことを一文書いてみてください。
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私たちの想い
私たちが目指しているのは、単なる美容サービスの提供ではありません。
年齢を重ねることに不安を感じている女性たちが、再び自分らしい美しさを取り戻し、毎日を前向きに過ごしていただくこと。それが私たちの願いです。
あなたの美しさに、年齢の制限はありません。
まずは一度、お気軽にご相談ください。きっと、新しい自分に出会えるはずです。


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阿部 美智代
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|---|---|
| 営業時間 | 9:30~21:00 |














